ファン文化の変遷
親衛隊から「推し活」へ至る情熱の記録
「アイドル」という存在は、ファンの熱狂によって完成されます。時代とともに形を変えてきた、世界に類を見ない日本の独自の応援文化を振り返ります。
親衛隊の統制美(70年代〜80年代)
特攻服や法被に身を包み、会場全体を揺らす一糸乱れぬコール。当時は「組織的応援」が主流であり、各アイドルの名前を冠した「親衛隊連合」が存在しました。
【当時の象徴】
紙テープ投げ(ステージが埋まるほどの量)、一斉の掛け声、L・O・V・Eレッツゴー聖子!等のコール。
ユーロビートと合いの手(90年代)
ディスコブームの影響もあり、楽曲に合わせた複雑な「合いの手」が一般化。Winkやモーニング娘。など、ダンスに合わせてファンも一体となって動く文化が定着しました。
オタ芸と握手会(2000年代)
「サイリウム(ハロープロジェクトから普及)」や「オタ芸」といった過激でアクロバティックな応援が登場。また、AKB48によって「接触(握手会)」がファン活動の中心となりました。
「推し活」のデジタル化(2010年代〜現代)
SNSでの情報拡散、応援広告(センイル広告)、そして「尊い」という感情。アイドルファンを越えた一般教養としての「推し活」へ進化。配信を通じた双方向のコミュニケーションが主流に。
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